サーキュラス「いつもいつもおまえたちは、『こんな大事な時に』とか『こんな時に限って』とか言うが、ならばいつならばいいというのだ？」
なぎさ「いつもダメ！」
ほのか「待って、なぎさ。わたしにまかせて」
なぎさ「あ。うん」
ほのか「次の予定は？」
サーキュラス「なに？」
ほのか「次はいつ襲って来る予定なの？」
サーキュラス「あ、ああ。次は26日だが」
ほのか「ちょっと待ってね。あ、ひかりさん？ ほのかです。ひかりさん、26日の予定は？ ええ、そうなの。だめなのね？ ごめんなさい。その日はひかりさん、アカネさんといっしょにお出かけの予定が入ってるわ。27日の夕方ならだいじょうぶみたいだけど？」
サーキュラス「ううむ。27日は夜にちょっと会食の予定があって。7時までに戻れればいいんだが」
ほのか「じゃあ、夕方5時にここで。よろしいかしら」
サーキュラス「あ、ああ。わかった」
なぎさ「……ほのか」
ほのか「なに？」
なぎさ「スゴイことはスゴイんだけど、何か間違ってるような気がするのは、気のせい？」
ほのか「気のせいよ」
