どききゅあブログ

食べたものとか乗ったものとか、いろいろな日記です。

映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!

もちろん発売日前日に届いてたんですけどね。
こういうボケは様式美。エルに見習ったのです。


というわけで、レビューのようなものを少々させていただきますが、今回ちょっと辛口かもしれないので、辛口イヤンて方は読み飛ばしてくださいませ。


さて。
今回の映画に点数を付けるとすると、映画館でなら90点、DVDなら70点。
中盤のダークプリキュア戦を映画館の大スクリーンで見られる、というだけで20点の追加です。
ですから、ナマの点数は70点という厳しい点数。


まず、クライマックスが中盤にあって、終盤が盛り上がらないのが致命的だと思います。
プリキュアは危機に陥ったように見えないし、ラスボスはあんま強くなさそうだし、スーパープリキュアの必要性が感じられないし、見ていて、どうにもしんどいです。
MH2のスーパープリキュアは、登場前の絶望的な状況と、登場後の圧倒的な強さで、終盤の華になっていました。やはりあのレベルは欲しい。
せっかくミラクルライトという観客参加型のイベントがあるのだから、誰が見ても「プリキュアが危ない」という状況を作って欲しかった。お子さんたちにプリキュアの危機が伝わらないことには、意味ないじゃないですか。そして、今までぜんぜん歯が立たなかった敵に、みんなの力を得たスーパープリキュアが圧倒的な力を見せつけて勝つ!ってのがいいんじゃないですか。
ほんとに惜しい!


ほとんど文句のつけようがない中盤のダークプリキュア戦。ここは唯一、音楽が惜しかった。
特に、後半、冷酷非道なプリキュア5が、可愛そうなダークプリキュアたちを、無情に次々と屠っていくシーンの曲。せっかくいい曲なのに、いかんせん、同じメロディーをひたすら繰り返されると、さすがに疲れます。
ダークプリキュア戦はやはり、ミントのあの台詞がクライマックスでしょう。
あそこで涙腺が決壊した人、手をあげてー。ノシ
それから、アクアのカッコよさが半端じゃなかった。
あんな美しい戦闘シーン、そうそうありません。
あそこでアクアにほれた人、手をあげてー。ノシ
アクア対ダークアクアを見るだけでも、劇場に足を運ぶ価値はあったでしょう。
とにかく、音楽が変わってからのプリキュア5の強さは半端じゃありませんでした。強さの表現の見本ですね。ここをやりすぎたから、スーパープリキュアの強さが表現できなかったのかもしれません。
ドリームなんか、ダークドリームの涙ぐみながらの渾身の一撃を、表情も変えずに片手ではじきとばしてましたから、これ以上どうやって強くなるんだと。
あと、ぜいたくを言えば、1対1だけじゃなくて、5対5も見たかったなぁ。


オープニングはすごくよかったです。
OP曲をバックにストーリーの冒頭部分が進んでいくのですけど、歌詞と絵がシンクロしているのに気づきました? 芸が細かいですよね。
エンディングもいつもとちょっと趣向をかえて、ドレスでのダンス。
これもよかった。これをやるために、通常のエンディングも気合入ったものを作ってたんですね。


ま、結論から言えばですね。
ダークドリームが健気で可愛くて、アニメ史上最高クラスのヒロインだったということでしょう。
いつかきっと帰ってきてくれると、信じて待ってます。