現在のプリキュア人気からすれば、当然第3シーズンは存在すると思われます。そこで、あらためて現在の問題点を探り、新作を作るとすればどのようなものにすればよいか、考えてみることにしました。
主人公
ヒロインは2人ですが、片方がメインヒロインでもう片方がサブヒロインという扱いになっています。これはメインヒロインに感情移入しやすい一方で、せっかく性格の異なる設定がされているサブヒロインへの感情移入が難しく、ファンを取りこぼす原因になっていると推測します。
ヒロインの年齢設定
プリキュアは中学2年生からスタートしています。そのため、3年めともなると高校生になってしまいます。小学校3年生からスタートしたどれみと比べれば、その不利がはっきりします。視聴者の中心となるのは小さなお子様なのですから、あまり年齢が離れてしまってはいけません。やはり小学校3年生あたりからはじめるのがベストではないでしょうか。
ヒロインのイメージカラー
ヒロインのイメージカラーが「黒」と「白」というのは斬新ではありましたが、やはり小さなお子様には「黒」がヒロインというのは違和感があったようです。もっとお子様に受けるような色にするべきです。
ヒロインの衣装
お子様の人気がホワイトに集中したのは、お姫さまっぽい衣装だったからだと思われます。
ヒロインの立場
お姫様っぽい衣装のホワイトに人気が集中したということは、やはり小さなお子様にはお姫様へのあこがれというものがあるのでしょう。それと、現実世界の中学生の生活は、小さなお子様からすれば、あまり実感がわかないはず。
ヒロインの関係
なぎささんとほのかさんはクラスは同じであるものの、家も違えば部活も違います。ですから2人がいっしょにいるために、サブヒロインであるほのかさんがメインヒロインであるなぎささんの追っかけをせざるを得ませんでした。実際、シナリオ的にもかなり無理があると思われた回があります。