http://www.bandai.co.jp/candy/products/2005/28802.htm
ドールが発売されたとの情報を得た取材班は、さっそく取材計画を練ります。都心部のビジネス街、百貨店の並ぶ繁華街、スーパーが並ぶ生活密着型商業地域と区分し、それぞれに所在するコンビニとスーパーを洗いあげます。その中でも特にコンビニはなるべくたくさんの種類を網羅するように回る経路を設定します。
さて、取材開始です。まずはビジネス街のコンビニから開始。サークルKとかサークルKとかサークルKとか……ってこのへんサークルKしかないんかいっ！ ともかく、ローラー作戦を展開していく取材班。定期券で回れるようにコースを設定しているので交通費はゼロ。したがって取材費は210円×3で630円だけ用意しています。
ビジネス街が全滅し、繁華街に向かう取材班には、はやくも焦りが見え始めます。ドールはどこにもないのです。たまにプリキュアメイトハートフルコミューンを見かける程度。本当に発売されたのだろうか、そんな不安がよぎりながらも、また地下鉄に乗る取材班。
今度はスーパーが並ぶ商業地域です。当然のことながらもっとも期待が大きい地域です。コンビニだってたくさんあります。サークルKとかサークルKとかサークルKとか……。しかし、スーパーの食品売り場にも、ドールは影も形もありません。最後のセブンイレブンから出てきた取材班は肩をがっくり落としたまま、地下鉄に乗り込んでいきます。このあたりは出回るのが遅いのでしょうか？ 日本の中心近くにある文句なしの大都市なのに。なぜ？
絶望と歩き回った疲労でとぼとぼと家路に向かう取材班。疲れたのでリポ○タンDでも買おうと自宅近くのコンビニに寄ります。
え？ どこかで似たような話を聞いたような気がする？ 気のせいでしょう。
え？ もうオチが読めたからいい加減にやめれ？ おかしいなぁ。わかるはずないんですけど。
ともかく、リ○Dの売り場に行こうとした私の目の前に、あったんですよ。開封したばかりとおぼしきドールが。
私はきちんと三色セットでレジに持って行きます。もはやリ○Dなどどうでもよく、漢（おとこ）らしくドールだけをレジに持って行きます。それが正しいドールの買い方ですから。
アソート
問題になるのは、元の箱の中にどのように入っているかということです。そして、いったい三色はいくつずつ入っているか。
取材班は取材結果と独自の判断により、下記のようなアソートであるという結論を得ました。
手前←→奥
白白白白黒（1箱目）
黄黄黄黄黒
黒黒黒黒黒（2箱目）
黒黒黒黒黒
陳列されている状態では、黒2つと白と黄が1つずつ見えるわけです。なかなか考えられた構成ですね。ただ、取材した店では1箱めしか開封していませんでしたので、黒は2個しかなく、表からは見えないようになっていました。残念です。
翌日（ていうか今日）
もう一度、念のために見に行きました。黒と白と黄が1個ずつなくなった状態……って、買ったの私だけってことっすか？
