どききゅあブログ

食べたものとか乗ったものとか、いろいろな日記です。

東海道新幹線 浜松工場へ GO

東海道新幹線の浜松工場に行ってきました。「東海道新幹線 浜松工場へ GO」という、まんまなネーミングのツアーです。
行きも帰りも真新しいN700Sの車両を使った、ぜいたくなツアーです。
さっそく東京駅で乗り込みましょう。

発車案内には団体537と書いてありますが、切符にはひかり537号と書いてあります。途中停車駅は品川と新横浜。のぞみ号でもいいじゃんと思ったり思わなかったり。形式上は浜松行きなので、ひかり号扱いなんですかね。

N700Sです。しかも、わりと最近デビューした、新しい車両のようです。
浜松駅を過ぎたところで、下り線から上り線へ、さらに側線へと移動していきます。

側線から本線を見たところ。珍しい眺めです。ここに停車している間に、運転手さんが、1号車から16号車まで移動します。浜松工場に入るには、反対向きに走らなければならないからです。私たち乗客も座席をひっくり返さなければなりません。
慣れた手つきで次々に座席をひっくり返していく乗客たち。今日の乗客は、なかなかやるようです。
運転手さんが16号車に到着すると、新幹線は、ゆっくりと動き始めました。いよいよ浜松工場に入るのです。
しかし、その前に、撮影すべき場所があります。そうです。踏切です。新幹線には珍しい踏切を、この新幹線は通り過ぎていくのです。とてもゆっくりとした速度で。

こちらから撮影しているのと同じように、踏切の向こうの皆さんもこちらを撮影されています。乗客が乗っている新幹線がここを通過するなんて、珍しいでしょうからね。
N700Sは、工場の中にゆっくりと入っていきます。2番線というところらしいです。でも、普通のホームではないので、一部の号車からしか降りることができません。
停車してから、降りる場所まで、延々と歩きます。
そしてようやく降りることができました。

隣に停車しているのは、N700Sにしては薄汚…もとい、ベテランの風格が漂う車両。よく見たら、J0編成でした。久しぶり〜。

ドクターイエローや床下、連結の見学は時間が決まっていますので、それまでそこらをぶらぶらしてすごします。

マルチプルタイタンパや入換動車を見たり。
もっとも、工場内には、新幹線一編成分の人しかいませんからガラガラ。ドクターイエローも、見たり写真を撮ったりは自由にできます。

こんなふうに、堪能できるわけです。いいなぁ。このイベント。

ドクターイエローをこんなふうにじっくりと見られる機会なんて、そうそうないですよね。
時間が来たので、まずは床下見学と先頭車同士の連結の見学です。

床下の台車はこんな感じ。

これは連結のために外した鼻。横に置いてありました。

これが先頭車同士の連結部。同じ編成の1号車と16号車のようです。
東北新幹線では見慣れた光景ですが、東海道新幹線では珍しいです。
そして、いよいよドクターイエローの車内見学!

タラップを昇って、1号車の中に入ります。ここからは撮影禁止。でも、テレビでしか見たことがなかったドクターイエローの車内を全部見られて、うれしかったです。1号車から7号車まで、結構な距離でした。
降りるところで記念撮影をしてもらいましたが、その写真は非公開。ふふふ。
なんだかんだで意外に時間は早く過ぎていき、帰りの時間です。
ずっと待っててくれたN700Sの同じ座席にもう一度座って、出発です。

ありがとう浜松工場!
そして、帰りも、運転手さんが端から端まで移動する間、側線で待っているのですが、そこでサプライズが。
車内放送で、下りのドクターイエローが来るとのこと。マジか。さっきT4編成がいたから、T5編成が走ってくるのか、このタイミングで!

マジでした。ドクターイエローT5編成。一日でドクターイエロー2編成両方に会えた人なんて、そうはおらんやろ。
いやー、もうたっぷり楽しませていただきました。
ありがとうございます。JR東海様。