どききゅあブログ

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プリキュアレインボーストームとはなんだったのか(ふたりはプリキュア第48話)

最終回の予告でもプリキュアレインボーストームは幅をきかしてましたね。
前半戦よりも強い敵に対するパワーアップ攻撃。それがプリキュアレインボーストームだったわけです。七色のプリズムストーンの力が集まった「すべてを生み出す力」がポルンに取り込まれ、それによってポルンから(というよりプリティコミューンから)発射されるレインボーブレスプリキュアに装着されることにより、発動できる攻撃方法です。
ところが、「すべてを生み出す力」を背景にしているというわりには、正直なところ、「プリキュアマーブルスクリュー」を少し強力にした程度にしか見えませんでした。これが不思議だったわけですが、この謎が今回解けたのではないかと思います。
つまり、あれはポルン本人の力だったのではないかと。
たとえば、ほのかがあの力を受け取っていたらどうなったでしょうか? 少なくともほのかは自分にカードスラッシュはできません。おそらく別の形になって現われたのではないかと思います。
今回、「すべてを生み出す力」を失ったポルンは、レインボーブレスを発射してみせました。だれの助けも得ずに。これはやはり、ポルン本人の力なのです。「すべてを生み出す力」は、それを導き、強化するものだったのではないでしょうか。
今回「ウィズダム」と名前を呼んでもらった石の番人は、もともと次元の壁を越えることができる力を持っているようです。ポルンの力を石の番人の力でプリキュアに届ける、というのが今回のポルンの発想でした。ポルンのことですから難しいことを考えたわけではないのかもしれません。いつもプリキュアの戦いを見ていたポルンは、ふたりいるんだから手をつないで協力しよう、とごく自然に考えただけなのかもしれません。手をつなげば強くなれる。それを目の前で何度も見せられているのですから。
そしてポルンの番人の想いを乗せたレインボーブレスは、見事にプリキュアに届きます。
ポルンのレインボーブレスが、ポルン本来の力を導いて強化しただけのものだとしたら、闇の戦士も同じはず。「すべてを生み出す力」を取り込んで最強になったと思い込んでいても、それは単に本来の力をパワーアップしただけにすぎない。だったら、闇の戦士は最強などではありません。レインボーブレスを受け取ったプリキュアとは、互角。
そこでジャアクキングの出番です。なにしろ、自分だったら「すべてを生み出す力」を使いこなせると自負しています。その力を奪い取る絶好機が目の前にあるのです。闇の戦士は哀れとしか言いようがありません。
さて、次回のポイントは、ジャアクキングが本当に「すべてを生み出す力」を使いこなせるのか、というところにあるのではないでしょうか。使いこなせないのであれば、放っておいて自滅するのを待てばいいわけで、クイーンや長老が焦る必要はありません。おそらく、使いこなせるのです。もしくは、使いこなせないとしても、それが多くの世界に多大の影響を及ぼすのでしょう。
私たち視聴者には、これからどうなるのかまったくわかりません。手に汗を握りながら、最終回の放映を待ちましょう。